古江彩佳、最速プロV宣言 アマ優勝から1日に転向初戦


日本女子プロゴルフ協会の小林会長(右)から会員証明書を受け取る古江

日本女子プロゴルフ協会の小林会長(右)から会員証明書を受け取る古江

 女子プロゴルフツアーの樋口久子三菱電機レディスが11月1日~3日間、埼玉・武蔵丘GC(6585ヤード、パー72)で開催される。史上7人目のアマチュア優勝を果たしプロ転向した古江彩佳(19)=フリー=が30日、1988年のツアー制度施行後では日本人史上最速となるプロ初戦で「流れに乗って2勝目を目指したい」とV宣言した。

 03年の宮里藍さん(予落)、17年の畑岡奈紗(26位)、男子では13年にプロ2戦目を制した松山英樹が99年の日本ゴルフツアー機構発足後では最速V。古江は男女を通じての偉業達成に挑む。

 この日は人生初のプロアマ戦に臨み「普段の試合よりもプレッシャーが…」と緊張していたが、樋口久子・日本女子プロゴルフ協会(LPGA)顧問(74)がロッカールームで助言。「楽しくやってちょうだい」と送り出すと、9アンダーで回り「楽しくできた」と笑顔だった。

 LPGAの小林浩美会長(56)からLPGA会員証明書も受け取り「古江“プロ”と言われることにまだ慣れなくて」と、初々しく第一歩を踏み出した。(宮下 京香)

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