岩田、首位守るも笑顔なく…「パターがあんまり良くなかった」


18番、バーディーパットを決めてギャラリーの声援に応える岩田寛

18番、バーディーパットを決めてギャラリーの声援に応える岩田寛

 ◆男子プロゴルフツアー マイナビABC選手権 第2日(1日、兵庫・ABCGC)

 通算2勝の岩田寛(38)=フリー=が趙ミン珪(韓国)と並び首位をキープした。4バーディー、1ボギーの69で回り通算10アンダー。予選会を突破して出場権を獲得した小西貴紀(27)=ジャパンビレッジGC=が5アンダー19位で決勝ラウンドに進出。14歳で一度ゴルフを卒業し、18歳に再開するなど異色の経歴を持つ“雑草”が、大逆転でのシード権獲得に意欲を見せた。

 2日連続の首位にも“笑わない男”ぶりは健在だった。岩田は確実にスコアを伸ばしたが「ぼちぼち。パターがあんまり良くなかった」と笑顔はなし。うまくいかないときのストレス解消法を問われても、真顔で「ゴルフ」と回答した。4年ぶりの優勝へ好位置につけたが「基本的に気持ち悪いので、それが気持ち悪くない時が今までないので、気持ち悪くないと逆に気持ち悪いかもしれない」と独特の言い回しでつぶやいた。

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