松山英樹がダンロップフェニックス参戦決定


松山英樹

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 男子プロゴルフツアーのダンロップフェニックス(21~24日、宮崎・フェニックスCC)の主催者は5日、男子ゴルフ世界ランクで日本人最上位20位の松山英樹(27)=LEXUS=が参戦することを発表した。3年連続8回目の出場となる。松山の他にも今年の全米オープンでメジャー初優勝を果たしたゲーリー・ウッドランド(35)=米国=、米ツアー屈指の飛ばし屋キャメロン・チャンプ(24)=米国=、日系4世のコリン・モリカワ(22)=米国=ら米ツアーの強豪が出場する。

 松山にとってダンロップフェニックスは、思い出深いトーナメントだ。2002年大会。当時、10歳だった英樹少年はトップアマだった父・幹男さんに、あこがれのタイガー・ウッズ(米国)の生観戦を懇願し、自宅がある愛媛からフェリーに乗って宮崎まで訪れた。東北福祉大2年時の11年に大会初出場。翌12年大会はアマチュアながら2位に食い込み、大きな話題となった。大学4年時の13年にプロ転向し、14年に念願の大会初優勝を果たした。米ツアーに本格参戦した14年以降も、16年を除いて毎年、出場している。これまで7回出場し、優勝1回、2位2回。名門のフェニックスCCを得意としている。

 ただ、昨年は44位と低迷。初出場だった11年を下回る大会自己ワーストに終わった。先々週の日米ツアー共催ZOZOチャンピオンシップで2位、先週の世界ゴルフ選手権HSBCチャンピオンズで11位と好調の松山は、リベンジを期して宮崎に乗り込む。

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