金庚泰(韓国)が逆転優勝 大会ホストプロの石川遼は7打差10位で賞金王の可能性が消滅


7番、バーディーパットを外し思わずしゃがみ込む石川遼

7番、バーディーパットを外し思わずしゃがみ込む石川遼

 ◆男子プロゴルフツアー カシオワールドオープン 最終日(1日、高知・Kochi黒潮CC=7335ヤード、パー72)

 曇天の下、全競技終了した。10年&15年賞金王・金庚泰(韓国)が8バーディー、ボギーなしの64をマーク。通算20アンダーで16年5月以来の通算13勝目を挙げた。

 賞金ランク2位のS・ノリス(南アフリカ)が2打差の2位。A・クウェイル(豪州)は3打差の3位で最終戦のメジャー、日本シリーズJTカップ(12月5日開幕・東京よみうりCC)初出場権を獲得した。大会主催のカシオと所属契約する石川遼は1イーグル、3バーディー、2ボギーの69で回り、13アンダーの10位で終えた。

 賞金王争いは、昨季の賞金王・今平周吾が1億5804万9312円でリード。1807万9256円差で2位のノリスの2人に絞られた。

 次週の最終戦、日本シリーズJTカップの出場者30人も決定した。「賞金ランク上位」の資格で、10~12年に大会3連覇を遂げた12年賞金王・藤田寛之が同25位で、3年ぶりの出場を決めた。継続中では最長の23年連続23度目の賞金シードも確保した。

 65位までの賞金シード争いでは塩見好輝が63位で返り咲き。中西直人は64位で初の賞金シード入りを果たした。

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