ゴルフで日米通算13勝の丸山茂樹(50)=セガサミーホールディングス=が22日、東京・中央区で「ジュニアファンデーション クリスマスゴルフ」を開催した。小学1~4年生24人とシミュレーションゴルフでのラウンド、ニアピン&ドラコン対決を行った。丸山、内藤雄士コーチに加え、男子ツアー通算3勝の時松隆光(26)、女子ツアー通算3勝の渡辺彩香(26)がゲスト参加した。丸山主宰のファンデーションには米男子のPGAツアーから寄付の支援を受けることも決まった。
東京五輪ゴルフのヘッドコーチを務める丸山は代表圏内にいる渋野日向子(21)について「来年も好調を維持できるように(オフの期間に)常に自分が戻れる原点を見つけてもらえたら」と期待した。女子は来年6月末時点の世界ランクで15位以内に日本人が3人が入れば、代表枠が「2」から「3」となるため、「そうなれば、メダルのチャンスは大きく増える。鈴木愛ちゃんに15位以内に入ってもらいたい。渋野さんもプレッシャーはあると思うけど好調を維持してほしい」とエールを送った。現状は世界ランク5位の畑岡奈紗、12位の渋野が圏内で、17位の鈴木が追う立場となっている。
また、自身は9月にシニアツアーでデビューしたが、11月に左肩鍵盤の不全断裂を負い、試合復帰の見通しが立っていないことを明かした。「残念ながらけがをして今は厳しい。治すことが先決。これからだと思っていたんですけど」と、無念さをにじませた。