女子プロゴルフでツアー通算1勝の木戸愛(めぐみ、30)=ゼンリン=が20日、都内で行われた「Tポイント×木戸愛プロ 共同チャリティ企画」の贈呈式に登場した。2015年からTポイント・ジャパン社とともに、ジュニアゴルファーの育成、ゴルフ人口増加を支援するための共同企画を実施するもの。
6回目となる同企画として、昨年3~12月までの間、日本女子プロゴルフ協会が行う「JLPGAジュニア育成基金」への寄付につながる取り組みを実施し、総額122万6000ポイントをJLPGAへ寄付したことが報告された。
木戸は「今、ジュニアの子たちがたくさんプロゴルファーを目指していく中で、少しでも貢献できたらうれしいという思いでいっぱいです。私自身も女子ゴルフを盛り上げていけるように頑張っていきたい」と引き締まった表情で語った。
3月20日開幕の国内ツアー第3戦、Tポイント×ENEOS(鹿児島高牧CC)は10回目の節目となる。ホステスプロで臨む木戸は「渋野ちゃんもいるので、一緒に大会を盛り上げられたら」と、同じくTポイント・ジャパンとスポンサー契約する渋野日向子(21)と“共闘”を誓った。
昨季は、賞金ランク74位で2011年から8年維持したシードを失った。昨年末の最終予選会で3位に入り、今季前半戦の出場権を得た。木戸は「QT(予選会)に出て、得たものも大きかった。いい流れのまま、今年また気合を入れて思い切りやりたい。優勝できるように頑張ります」と、12年サマンサタバサレディース以来の復活優勝を目標に掲げた。22日から米ハワイで約2週間の合宿を行い、開幕に向けて調整していく。