国内男子ツアー歴代最多94勝の尾崎将司(73)=I.S.T=が1日、千葉県内のゴルフ練習場で「ジャンボ尾崎ジュニアレッスン会 supported by ISPS」を開催。このオフは野球のバットでの素振りを行い、プロ51年目に向けて試合数を絞って出場する考えを表明した。
レッスン会後、大勢の報道陣に囲まれると「俺のことはいいよ。モチベーションが上がらない」と苦笑いでけむに巻いた。昨秋、いずれも大会歴代最多勝を誇る5月の中日クラウンズ、9月のANAオープン、11月のダンロップフェニックスの3戦に出場を絞る可能性を示唆。「その3試合? それは確かだね」とこの日も出場を明言した。18、19年は7戦に出場したが、今季は体力的な準備を優先して“3試合プラスアルファ”に限定する予定だ。
この日は、ジャンボの教え子で昨季女子ツアー1勝の原英莉花(20)=日本通運=もイベントに参加。師匠から「一皮むけて、強いゴルファーを目指せ」と激励された。オフはトレーニングを中心に行い「調子がいい時に、勝負をかけられるように。冷静かつ大胆にやりたい」と意気込んだ。13日からは米ツアー、ISPSハンダ女子オーストラリア・オープンに出場する。