女子ゴルフで昨年11月のプロテストに一発合格した新人で、大阪桐蔭高3年の山下美夢有(みゆう、18)=フリー=がダンロップスポーツエンタープライズ(DSE、本社・兵庫県芦屋市)とマネジメント契約を結んだことが24日、分かった。
山下は今年1月1日に日本女子プロ協会に入会。昨年、プロテストを受験できる年齢が1歳引き下げられ、西郷真央、笹生優花とともに3人しかいない新たに誕生した女子高生プロの1人だ。150センチと小柄だがパットが得意で、昨年末の予選会を13位で通過。今季前半戦のツアー出場権を持ち、3月5日開幕のダイキンオーキッドレディスでプロデビューする。
DSEは、男子ツアー通算48勝の中嶋常幸(65)、シード選手の香妻陣一朗(25)ら、女子ではいずれも通算1勝で人気プロの香妻琴乃(27)、新垣比菜(21)のマネジメント業務を行う。山下は、安田祐香(19)ら2000年度生まれのミレニアム世代に次ぐ、次世代のエースとして同社のサポートを受け、プロの舞台で活躍を目指す。
◆山下 美夢有(やました・みゆう)2001年8月2日、大阪・寝屋川市生まれ。18歳。5歳からゴルフを始める。17年全国高校選手権関西大会優勝、19年関西女子アマ優勝、トヨタジュニアW杯では団体戦V。ツアーでは同年、宮里藍サントリーレディス34位など。ドライバーの平均飛距離230ヤード。趣味はカラオケ。150センチ、52キロ。