日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)と大会主催者は13日、国内女子ツアーの第3戦・Tポイント×ENEOS(20~22日、鹿児島・高牧CC)の開催中止が決定したと発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大防止によるもので、2月26日に政府から「大規模なスポーツや文化イベントの今後2週間程度の中止、延期または規模縮小」の要請、さらに3月10日に「専門家会議の判断が示されるまでの間、10日間程度はこれまでの取り組みを継続すること」の発表がなされた点を考慮し、事態収拾の見込みが立たない状況を理由に挙げた。
その上で「このような中、主催者およびJLPGAは大会の開催について慎重な検討を重ねてまいりましたが、ギャラリー、選手、ボランティアのみなさまの安心、安全確保を第一とする考えから、政府の姿勢を重く受け止め、やむなく開催を中止することにいたしました」と説明した。
今大会は3年ぶりに鹿児島開催が予定されていた(18、19年は大阪)。スポンサー契約を結ぶ渋野日向子(21)のホステス大会としても注目を集めていた。女子ゴルフは開幕戦と第2戦が既に中止となっている。