日本男子プロゴルフツアーのメジャー、日本プロ選手権（７月２～５日、栃木・日光ＣＣ、報知新聞社後援）の出場権をかけた最終予選会最終日が１日、茨城・太平洋Ｃ美野里Ｃ（６８９７ヤード、パー７２）で１１９人が参加して雨の中で行われ、沢崎安雄（３０）＝信楽ＣＣ＝が通算９アンダーの１位で本戦出場を決めた。
元々、無観客で行われる会場では、主催の日本プロゴルフ協会が新型コロナウイルス対策を徹底した。選手には、法務省の定める上陸拒否国への１４日以内の渡航歴がないことを誓約書で確認。検温で３７・５度以上の熱があった場合は出場不可とした。会場内にアルコール消毒液を設置し、マスクの着用なども促した。
２位の和田章太郎（２４）＝ディライトワークス＝、３位の長谷川祥平（２６）＝フリー＝、１６位でツアー３勝の片岡大育（３１）＝日立キャピタル＝らも本戦出場権獲得を確実とした。２０年の最終予選通過枠数は未確定だが１８、１９年は６８位までが本戦に進んでいる。