新型コロナウイルス感染拡大で、11月12日に延期された米男子ゴルフのメジャー、マスターズ(オーガスタナショナルGC)の当初の開幕予定日だった9日、昨年に復活優勝を果たしたタイガー・ウッズ(44)=米国=が、米メディアが公開したインタビューで「幸運にも11月にはプレーできそうだ。その時は連覇を狙いたい」と心情を語った。
大会の延期については「これは見えない敵との闘い。普通の状況じゃない」と理解を示した。2月の大会を最後にプレーから遠ざかるが、腰の状態は休養期間で上向いているといい「感触はずっといい。トレーニングで体をあるべき状態にしてきた」と手応えを明かした。
先の見えない日々が続くが、亡き父アールさんに教わった、一日一日よりさらに短い「一食一食」という心構えを支えにしている。「目の前のことを一つ一つやり遂げていく」との姿勢で非常時を乗り越えるつもりだ。