25日から始まる国内女子プロゴルフツアーの今季初戦、アース・モンダミンカップの開幕を前に、日米通算5勝の渋野日向子(21)=サントリー=が23日、千葉・カメリアヒルズCCでリモート会見に応じた。練習ラウンドを終えたばかりの渋野と、報道陣との主なやり取りは以下の通り。
―どんなことを意識して練習ラウンドを回ったか。
「ちょっと筋肉痛があったので、ショットに関してはしょうがないなと思いながら、グリーン回りはしっかり見て、グリーン上でもパターころころしたりとか。グリーン回りの芝の長さを確認しつつ、このオフにやったアプローチを確認しました」
―その手応えは。
「まだハーフしか回ってないし、ショットの調子も筋肉痛なので…。たぶん試合になればもっと変わってくると思うので、そこは別で考えています。特に今日はへなちょこでした。昨日トレーニングをしたので、ちょっと筋肉痛もありながらでした」
―自粛期間の過ごし方は。
「なるべく地元でしっかり練習をして、課題としていたアプローチを重点的にやっている状況でした。その中でもしっかりトレーニングをやって体の強化もしっかりできていました」
―この日の朝から実施されたPCR検査、戸惑いはあったか。
「全くなくて。説明も簡単にして下さって、思っていたより、簡単なんだなという印象が大きかったです。他の競技でもコロナになっていたり、米ツアーでも1人感染している方がいたので、この検査によって安心できるかできないかというのは大きいと思うので、今回やっていただいてよかったと思います」
―無観客に加えて、コロナウイルスの感染予防対策も入念に行われる今大会、会場の雰囲気は。
「去年と比べたら人数は減っているなと思いましたけど、その中でちゃんと距離を保ってしゃべったり、マスクをしたり、アルコール消毒があるところでしっかりやったり、自分自身もしっかり気をつけてやらないといけない。試合となると、思った以上に自分の声が聞こえてくると思うので、カメラのマイクだったりで聞こえてしまうと思ったので、言葉には気をつけなきゃなとは思っています」
―今大会の目標は。
「全くございません。予選通過したら、思いっきり頑張ろうという感じです」