国内女子開幕戦第2日前半終了 “黄金世代”の田中瑞希が通算9アンダーの単独首位へ浮上


単独首位に浮上した田中瑞希 (Getty Images/JLPGA提供)

単独首位に浮上した田中瑞希 (Getty Images/JLPGA提供)

 ◇日本女子プロゴルフツアー アース・モンダミンカップ 第2日(26日、千葉・カメリアヒルズCC=6622ヤード、パー72)

 午前スタート組で、1998年度生まれの“黄金世代”・田中瑞希(21)=フリー=が7位で出て7バーディー、2ボギーの67をマーク。通算9アンダーで単独首位に立っている。

 出だしの1番で2・5メートルを沈めてバーディー発進。5番では8メートルを沈めて伸ばし、9番も2・5メートルにつけてバーディーを奪った。初日、2日目と計8つのパー5で7つのバーディーを奪ってスコアを伸ばした。「2日間通してアイアンがすごくよくて、バーディーチャンスにつけているのが良かったです」と、サンバイザーにお団子結びの髪を笑顔で揺らした。

 熊本県出身の21歳。渋野日向子や畑岡奈紗、勝つみなみらと同じ“黄金世代”だ。昨年3度目の受験でプロテストに合格した。「テストにうかってからは結構、楽にできている感じはありますね」とプロとしての自覚も芽生えてきている。

 後続に3打差をつけてホールアウト。この日午後は強風が吹き荒れ、スコアは全体的に伸び悩んでいる。初優勝のかかる決勝ラウンドに向けて「思った通りに2日間はプレーできている。あと2日、ティーショットをしっかりフェアウェーに置いていけるように頑張りたい」とうなずいた。

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