女子ゴルフで昨年のサマンサタバサレディースで初優勝した小祝さくら(22)=ニトリ=が14日、サマンサタバサ&GMOレディースの前年優勝者としてリモート会見に臨んだ。
今季初戦のアース・モンダミンカップ(6月下旬、千葉)では13位と安定したプレーを見せた。2戦目として予定される8月14日開幕のNEC軽井沢72(長野)に向けて「アースの試合を振り返ってアプローチ、パターであったり、小技系のミスが多かった。もっと伸ばさなきゃといけないので、NECまでに調整したい」と意気込んだ。
昨シーズンの賞金ランク上位の資格で、8月20日開幕の海外メジャー、AIG全英女子オープン(ロイヤルトルーンGC)の出場権を持つが、出場するかについては「まだ迷っている。(帰国時に)隔離があるかもしれないので、その辺でまだ悩んでいる途中です」と慎重に話した。
全英の翌週には国内ツアーで、地元・北海道でのホステス大会となるニトリレディス(8月27日開幕、小樽CC)が予定される。「アマチュアの頃から出させていただいている大会。今のところ開催する方向だと思う。コースも難しくやりがいがある」とコメントした。
女子ツアーで、自身の黄金世代(98年度生まれ)より下の“ミレニアム世代”や“新世紀世代”が台頭していることに関しては「毎年どんどん若い子たちが活躍してくる。下の世代も強い子がたくさんいる。個性的な選手が多い自分たちとは、またキャラが違うんじゃないかと思う。2歳下の子たち(ミレニアム世代)は曲がらないし、ショットもパットも上手。自分たちも負けないように頑張らなきゃと思います」と話していた。