チャリティーマッチが有観客で開幕 大山志保「プレーをしていて、みんなも楽しそうにしていた」


7番ティーショットを放つ大山志保

7番ティーショットを放つ大山志保

 ゴルフのISPSハンダ・医療従事者応援! チャリティレディース(賞金総額3000万円、(優勝賞金600万円)が3日、静岡・伊豆大仁CCで観客を入れて開幕した。第1ラウンドが行われ、日本女子ツアー通算18勝で、大会主催の国際スポーツ振興協会のアンバサダーを務める大山志保(43)=大和ハウス工業=ら女子ゴルファー111人が出場した。

 大山はホールアウト後取材に応じ、「今年はコロナの影響でギャラリーの皆さんの前でプレーすることができると思ってもいなかったので嬉しい。試合数が減っていて大変な状況の中、徹底した感染対策をしていただいて、大会を開催していただいたことに感謝しています。今日はプレーをしていてみんなも楽しそうにしていた」と思いを語った。

 大山は2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの74で回り、2オーバーで首位と10打差の70位だった。1998年度生まれで黄金世代の吉川桃(22)=フリー=が64をマークし、8アンダーで単独首位に立った。今季ツアー開幕戦、6月のアース・モンダミンカップで5位に入った笹生優花(19)=ICTSI=が66で回り、2打差の6アンダー2位で続いた。

 今大会はチャリティーを開催趣旨の一つとし、選手は獲得賞金の税引き後の全額または半額、3分の1、5分の1のいずれかを自身の地元や出身地の医療機関に寄付することが決まっている。

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