女子ゴルフで国内ツアー通算23勝の横峯さくら(34)=エプソン=が8日、自身が所属するマネジメント会社を通じて第1子を妊娠したことを発表した。現在妊娠5か月の安定期で、医師の判断のもとでプレーしている。出産予定日は来年2月下旬の予定。本年度は米国の産休制度を利用するという。
横峯は「この度は新しい命を授かることができました。安定期に入りましたのでご報告をさせて頂きます。アメリカツアーで活動していた際にプロゴルファーと子育ての両立をしている他国のプロの皆さんを見てきたことがきっかけで私も憧れを持っていました。今後はアメリカツアーでの1勝、国内ツアーでの永久シードを目指し活動していく予定です」とコメント。
「今後も体調に気をつけて、母としてプロゴルファーとして仕事と子育てを両立していきたいと思っていますので、皆様にも温かく見守って頂けるとありがたいです。また、私の夢でもあった、ジュニアゴルファーの育成を東京ヴェルディと共にスタートして行きます。これから始まるプロジェクトに非常にワクワクしています。今後ともどうぞよろしくお願いいたいします」と続けた。
横峯は2014年4月に森川陽太郎さんと結婚を発表した。
以下、マネジメント会社が発表した今後の予定
◆2021年日米ツアー復帰に向けた準備 21年後半をめどに競技に復帰予定とし、日米ツアーを併用して活動する。現在国内ツアー23勝。30勝以上の永久シード獲得を目指す。
◆東京ヴェルディ ゴルフチーム「さくら塾(仮称)」の設立 ジュニアの育成を総合型スポーツクラブ「東京ヴェルディ(一般社団法人東京ヴェルディクラブ)」のゴルフチームとしてスタートする。詳細は追って報告する、としている。