畑岡奈紗、70で3差4位後退も「明日はしっかり伸ばして納得いく形で終われるように」


畑岡奈紗

畑岡奈紗

 ◆米女子プロゴルフツアー ショップライト・クラシック <第3日> (3日、米ニュージャージー州ストックトン・シービューGC=パー71、6190ヤード)

 快晴の中、上位勢は伸ばし合いの展開となった第3ラウンドが終了した。1打差首位で最終組で出た、米ツアー通算3勝の畑岡奈紗(21)=アビームコンサルティング=はアイアンショットで苦戦して3バーディー、2ボギーの70。首位と3打差の通算12アンダーの4位へと後退した。

 この日も計31パットと、不規則な転がりを生むポアナ芝のグリーン上で苦戦したが「残り3ホールでやっと思ったところに打ち出せた。ショットは終始、ピンに向かって攻めることはできた。明日はしっかり伸ばして、自分の納得いく形で終われるように、頑張りたいと思います」と最終日逆転で、昨年3月以来のツアー通算4勝目を狙う。

 昨年のAIG全英女子オープン覇者の渋野日向子(21)=サントリー=は45位で出て3バーディー、1ボギーの69で回り、通算4アンダーの34位へと順位を上げた。予選ラウンド2日間はパットで苦しんだが、この日3パットは1度もなし。第3ラウンド後も、練習グリーンで入念にパットのドリルを繰り返した。首位とは11打差あるが「明日は、最初からしっかりチャンスを取れる位置に打っていけるように。攻めのショットもしつつ、マネジメントにも気をつけていきたいです」と明るい笑顔で猛チャージを誓った。

 本格参戦1年目の河本結(22)=リコー=は45位スタートで3バーディー、3ボギーの71で回り、通算2アンダーの46位とした。上原彩子(36)=モスバーガー=は65位で出て4バーディー、1ボギーの68で回り、通算3アンダーの40位へジャンプアップした。

 ツアー初優勝を狙うメル・リード(33)=英国=が2位で出て1イーグル、3バーディーの66をマーク。通算15アンダーの単独首位に浮上した。

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