米女子プロゴルフツアーのメジャー、全米女子プロ選手権は8日に米ペンシルベニア州アロニミンクGC(6577ヤード、パー70)で開幕する。4年連続4度目の出場で2018年大会2位の畑岡奈紗(21)=アビームコンサルティング=は7日、オンラインでの大会公式会見に出席した。
米ツアー3勝で、世界ランク5位の日本女子のエースは「グリーンがすごく大きいので、タッチを合わせることが大事。あまり結果は考えずに、自分のプレーをすることが大事かなと思います」とうなずいた。
大会開幕前、1・5ラウンドの練習ラウンドでコースを確認した。「距離も長いですし、グリーンも大きいので外す場所を間違えると、3パットのボギーも出てくると思う。難易度は凄く高い。今週はショットがキーポイントになると思う。コントロールが大事」と攻略のカギにショットの正確性を挙げた。新型コロナウイルス対策のため、無観客で開催する。「観客もいなくて、いつものメジャーの雰囲気とは違う。コースが静かなのは寂しいけど、いつもとかわらずにできたら。集中はできていると思います」と日本女子3人目のメジャーへの力みを減らし、目の前の一打に集中して臨む考えだ。
6日には予選ラウンド2日間の組み合わせが発表され、畑岡はペルニラ・リンドベリ(スウェーデン)とリンゼイ・ウィーバー(米国)と同じ組となった。8日の第1ラウンドは、午前8時5分(日本時間同日21時5分)に1番からティーオフする。