ISPSのチャリティー・チャレンジ大会で上井邦裕が優勝


 男子ゴルフ下部の「ISPSハンダ コロナに喝!! チャリティー・チャレンジトーナメント」(14~16日、茨城・ロックヒルGCレイクC=6885ヤード、パー72、賞金総額2300万円)の最終ラウンドが16日、行われた。3位から出て8バーディー、1ボギーの65で回った上井邦裕(37)=三好CC=が通算21アンダーで逆転優勝し、優勝賞金360万円を獲得した。賞金ランキングへの加算はない。今大会は予選落ちした選手にも一律6万円が支給され、賞金の10%がチャリティーとして寄付される。

 上井は「今週最初、腰が少し不安だったけど、あまり無理しないようにプレーしていた。前からチャレンジツアーも勝てると思ってやっていて、勝てなかったので自信を無くしそうになっていた。それ(悪い流れ)を止めたいなというのがあった」とコメントした。

 この日は476人のギャラリーが入場した。日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長は「このような中で試合をやれるということ、コロナの状況下を破っていくということ、喝ということはそういうことだと思います。出来るだけ早く終息してギャラリーの皆さんがたくさん来られるような環境を我々も作らないといけないし、できるように皆さんの力も借りたいです。(JGTOの共催試合で今年初めて有観客で行われ)これが第一歩になって、これから増やせていけたらいいなと思います」と談話を発表した。

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