「黄金世代」浅井咲希がベストスコア「67」で2勝目に王手「優勝は意識せずに」


18番をパーセーブしキャディーとグータッチする浅井咲希

18番をパーセーブしキャディーとグータッチする浅井咲希

 ◆女子プロゴルフツアー 富士通レディース第2日(17日、千葉・東急セブンハンドレッドC西C=6659ヤード、パー72)

 強雨の中、第2ラウンド(R)が行われ、首位と4打差の25位で出た、1998年度生まれ「黄金世代」の浅井咲希(22)が6バーディー、1ボギーで回り、この日のベストスコア67をマーク。通算5アンダーで単独首位に立った。浅井は昨年8月のCATレディース以来となるツアー通算2勝目を目指していく。

 浅井はホールアウト後オンライン会見に出席し「本当に長い一日でした。調子は、自分ではあんまりいいとは思っていないけど、大きなミスなくできた。(最終Rは)優勝は意識せずに、明日もアンダーで回れたらいいなと思います」と語った。

 申ジエ(32)が4アンダーで1打差の2位。ペ・ソンウ(26・韓国)が3アンダーで2打差の3位につけた。

 前週のスタンレーレディスでツアー通算2勝目を飾った、1999年度生まれ「はざま世代」の稲見萌寧(21)が1打差の2位で出て、73と伸ばせず、2006年大会覇者の全美貞(37・韓国)、ツアー初優勝を目指す脇元華(23)と並んで2アンダーで3打差の4位につけた。

 今季2連勝を挙げたルーキー・笹生優花(19)、今季1勝で「黄金世代」・小祝さくら(22)、大会主催の富士通所属の柏原明日架(24)らがイーブンパー7位で続く。

 昨年大会で史上7人目のアマチュア優勝を飾った古江彩佳(20)は47位で出て、71で回り、1オーバー14位に浮上した。1打差2位スタートの「黄金世代」・山路晶(22)は78と伸ばせず、3オーバー26位に後退するも、今季ツアー出場3戦目で初の予選通過を果たした。今季メジャー、日本女子オープンでツアー2勝目を挙げた原英莉花(21)は81とたたいて9オーバー68位で決勝ラウンドに進めなかった。

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