申ジエが通算19アンダーで今季2勝目 19歳の笹生優花は63で猛追も及ばず2位


通算19アンダーで優勝し、トロフィーを手に笑顔を見せる申ジエ

通算19アンダーで優勝し、トロフィーを手に笑顔を見せる申ジエ

 ◆女子プロゴルフツアー TOTOジャパンクラシック最終日(8日、茨城・太平洋C美野里C=6554ヤード、パー72)

 最終ラウンド(R)が行われ、単独首位で出た元世界ランク1位の申ジエ(韓国)が1イーグル、4バーディー、ボギーなしの66をマーク。通算19アンダーで日本ツアー今季2勝目を挙げた。首位と6打差の12位で出た今季2勝のルーキー・笹生優花(ICTSI)は9バーディー、ボギーなしでこの日のベストスコア63をマーク。16アンダーまで伸ばしたが、3打及ばず2位だった。

 2018年大会覇者で、今季日本ツアー出場最終の畑岡奈紗(アビームコンサルティング)が5打差の7位で出て、6バーディー、ボギーなしの66で回り、若林舞衣子(ヨネックス)、全美貞(韓国)と14アンダーで並んで3位で終えた。畑岡は今大会後に渡米し、海外メジャー、全米女子オープン(12月10日開幕、米テキサス州)などに出場を予定している。

 昨年大会覇者の鈴木愛(セールスフォース)、2位スタートの木村彩子(富山常備薬グループ)、イ・ミニョン(韓国)が13アンダー6位。前週の樋口久子・三菱電機レディスでツアー初優勝を挙げた20歳の西村優菜(フリー)は5打差の7位で出て68で回り、12アンダー9位で終えた。

 28位で出た渋野日向子(サントリー)は2バーディー、ボギーなしの70で回り30位。昨年11月の大王製紙エリエールレディス最終日以来、今季国内ツアーで初のノーボギーでのラウンドとなった。

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