「おむつをしながらボールを打っていた」 男子ゴルフ初Vの香妻陣一朗を“さくらパパ”横峯良郎さんが祝福


通算8アンダーでツアー初優勝を果たした香妻陣一朗(右)は、仲間から盛大に水をかけられ祝福された

通算8アンダーでツアー初優勝を果たした香妻陣一朗(右)は、仲間から盛大に水をかけられ祝福された

 ◆男子プロゴルフツアー三井住友VISA太平洋マスターズ最終日(15日、静岡・太平洋C御殿場C=7262ヤード、パー70)

 首位と1打差の3位からスタートした香妻陣一朗(26)=フリー=が、1イーグル、4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの68で回り、通算8アンダーで逆転優勝。プロ9年目で念願のツアー初Vを挙げた。

 香妻は、姉の美人プロ琴乃(28)と共に、日本女子ツアー23勝の横峯さくら(34)の父・良郎さん(60)が主宰していた鹿児島・鹿屋市の「めだかクラブ」でゴルフを始めた。最終18番でイーグルを奪う劇的な初優勝を伝え聞いた良郎さんは「陣一朗はおむつをしながらボールを打っていた。それがちゃんと飛んでいた。小学生の頃はほとんど勉強もせずに毎日夜の9時、10時まで練習していたよ。よく頑張った。大したもんだ」と祝福した。

 良郎さんと香妻きょうだいの父・尚樹さんが手作りで練習場を造成した「めだかクラブ」から、女子の横峯さくら、香妻琴乃、男子の出水田大二郎(27)に続き、4人目のツアー優勝者の誕生となった。

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