◆米男子プロゴルフツアー メジャー第3戦マスターズ最終日(15日、米ジョージア州オーガスタナショナルGC=7475ヤード、パー72)
最終ラウンドが霧の影響で10分遅れて始まり、日本男子歴代最多米ツアー5勝の松山英樹(28)=LEXUS=は、8打差10位で出て2バーディー、1ボギーの35と1つ伸ばして、首位と7打差の6位で前半9ホールを折り返した。
松山はこの日、午前10時55分に1番からスタートした。朝方は霧がたちこめて気温が下がり、白い長袖を羽織ってのラウンド。徐々に晴れ間が広がると、上着を脱いで勝負カラーの黄色い半袖ウェアでプレーした。
2番パー5で2オンに成功し、バーディーを先行させた。しかし、続く3番パー4で3パットのボギー。4番パー3でアイアンでの第1打をピン左1メートルにつけ、バーディーを奪い返して、バウンスバックを決めた。その後はショットの不安定さが時折、顔を出し、なかなかチャンスにつけられずに後半へと突入した。
大会初の2度目の連覇のかかるタイガー・ウッズ(44)=米国=は、10番まで終えて1バーディー、3ボギーで通算3アンダーの29位へと順位を下げている。
2018、19年日本ツアー賞金王の今平周吾(28)=フリー=は36位スタートで、10番から出て11ホールを終えて2バーディー、3ボギーで、通算1アンダーの43位へ後退している。
4打差の首位で出た世界ランク1位のダスティン・ジョンソン(36)=米国=は6番を終えて2バーディー、2ボギーで通算16アンダーをキープ。キャメロン・スミス(27)=豪州=が2打差の2位で追っている。
新型コロナウイルスの影響で4月から延期され、84回目の大会は初めて無観客&秋開催で行われている。