畑岡奈紗は40位に後退「もったいないボギーがたくさんあって残念」


 ◆米女子プロゴルフツアー ペリカン女子選手権第3日(21日、米フロリダ州ベレル・ペリカンGC=パー70、6353ヤード)

 第3ラウンドが行われ、世界ランク6位の畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は首位と10打差の37位で出て、3バーディー、5ボギーの72と伸ばせず、通算4オーバー40位に後退した。

 10番からスタートし、12番で約2メートル半のパットを沈めてバーディー。14番パー5でもバーディーとして伸ばし、好スタートを切った。だが、この日はティーグラウンドが前に出て短くなった17番パー4。ドライバーで1オンを狙ったが、左奥のバンカーにつかまり、2打目で脱出できず、このホールをボギーとして流れを手放した。後半も3番で約1メートル半、4番で約1メートルのパーパットを外すなど、ショット、パットともに苦しいラウンドを終えた。

 ホールアウト後のインタビューで「ムービングデーだったので、伸ばしたかったけど、もったいないボギーがたくさんあって残念でした。(得意のショットは)風に関係なく、自分が思ったような距離が打てなかったり、距離感を合わせていくのが本当に難しかった。明日は自分らしいプレーができて、終われるように頑張りたい」と苦い表情で振り返った。最終日は目標とする12月のメジャー、全米女子オープン(米テキサス州)に向け、手応えをつかみにいく。

 10月の全米女子プロ選手権でメジャー初優勝を挙げた金世ヨン(韓国)が7バーディー、1ボギーで、この日のベストスコア64をマーク。2位以下との差を5打差に広げ、14アンダーまで伸ばし、単独首位をキープした。

 12番パー3でホールインワンを達成したアリー・マクドナルド(米国)が68で回り、9アンダーで2位。68で回ったステファニー・メドウ(英国)が8アンダーとし、6打差の3位で続いた。

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