ウッズの11歳長男チャーリー君が父譲りのスーパーショットでイーグル 親子ペアで出場 初日4差6位


 米男子ゴルフのツアー外競技「PNC選手権」でメジャー15勝のタイガー・ウッズ(44)=米国=が19日、長男のチャーリー君(11)と初出場した。同大会はフロリダ州オーランドのリッツカールトンGCで19、20日の2日間にわたり行われ、メジャー優勝経験者らが家族らと組んでチーム戦で争われる。

 パー5の3番では、チャーリー君が残り175ヤードのフェアウェーから5ウッドで第2打を放つと、打球はピンそば1メートルへ。これをチャーリー君が自ら沈めてイーグルを奪うと、ウッズは大会中には見せない父親らしい柔らかな表情で握手をして肩をポンとたたき祝福した。ウッズも6番で6メートルのパットを沈めるなど親子は1イーグル、9バーディー、1ボギーの62の好スコアで回り、10アンダーで首位と4打差の6位につけた。

 注目の親子は、黒の帽子に紫のシャツとおそろいの格好でプレーした。大会前に「チャーリーと初めて大会でプレーするのは言葉で言い表せないくらいワクワクする。ゴルファーとしての成長を見守っていきたい」と話していたウッズは「自分の事は気にしてなかった」と、息子のプレーぶりを気にかけながらのラウンドとなった。

 13歳の息子・キャメロン君と組んだマット・クーチャー(42)=米国=が14アンダー、58をマークし首位に立っている。

最新のカテゴリー記事