松山英樹、痛っ33パット 73で8打差の37位と出遅れ…セントリー・チャンピオンズ第1日


松山英樹

松山英樹

 ◆米男子プロゴルフツアー セントリー・チャンピオンズ第1日(7日、米ハワイ州カパルア・プランテーションC)

 米ツアー日本男子最多5勝の松山英樹(28)=LEXUS=はグリーン上で苦しみ3バーディー、3ボギーのイーブンパー、73で8打差の37位と出遅れた。昨年のツアー優勝者や昨季ポイント上位の42人が予選落ちなしで争う。今年初戦だがシーズンは昨秋に開幕している。前年覇者のジャスティン・トーマスが65をマークし、ハリス・イングリッシュ(ともに米国)と首位に並んだ。

 常夏の島で、日本のエースの本格参戦8年目の幕が開けた。松山の2021年初ラウンド(R)はグリーン上で苦しみ、計33パット。「練習してきたので、いけるかなと思ったけど…。足を引っ張った」と期待を裏切るスコアに肩を落とした。

 1番で2メートル半が入らず、いきなり3パットのボギー。7番で2メートルのパーパットを外すと8、9番は続けてつくった2メートル弱のチャンスを生かせず。12番で1メートルを決められずにボギー。バーディーを2オン可能なパー5でしか取れず「このコースではすごく悪い結果」で首位に8打差をつけられた。

 米ツアートップが集うこの大会には3年ぶりの出場。15年は3位、17年は2位、18年は4位。過去12Rの平均スコアは68・58の高水準で、屈指の得意コースだ。昨年11月のマスターズ以来の実戦の松山はもともと、スロースターターでもある。「一ついいパットが入ってくれればスコアは伸びる。上位にいけるように頑張りたい」と巻き返しを誓った。

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