
第2ラウンド9番、ティーショットを放つ倉林紅(カメラ・古川 剛伊)
◆女子プロゴルフツアー アース・モンダミンカップ 第3日(28日、千葉・カメリアヒルズCC=6699ヤード、パー72)
悪天候の影響で26日にサスペンデッドとなった第2ラウンドの残りが終了。最終日の29日が21歳の誕生日となるルーキー、倉林紅(サーフビバレッジ)が6バーディー、1ボギーの67をマークし、通算5アンダーでトップと1打差の3位で決勝ラウンドに進んだ。
「初日に比べてティーショットがすごく安定していた。グリーンも柔らかくなってきていたので、いい場所からセカンドを打てた。パットのタッチのイメージも出てくれた」。前半17番で4メートルを沈め、18番パー5は残り55ヤードの3打目をピンにからめた。1番でも4メートルを決め切り、3連続バーディーで乗った。
東北福祉大卒業の兄・太聖さんがキャディーを務める。中止になった27日は一緒に練習場に行き、ショットのアドレス確認に時間を割いた。「アイアンショットが得意なので、ティーショットが調子いい日はこうしてピンを攻められる。自分のゴルフを生かしたラウンドだった」と合格点を与えた。昨年のプロテストを3度目の挑戦で突破。12月の最終予選会をトップ通過した。3週前のヨネックスレディスで2位に食い込んだ。
前日27日は中止になり最終日が29日に変更になったことを受け、2019年・申ジエ以来のバースデーVの可能性が生まれた。過去9人の誕生日優勝者は不動裕理、上田桃子、有村智恵、イ・ボミらそうそうたる顔ぶれ。バースデー初Vとなると、ツアー史上初となる。
「自分自身も家族も、すごくうれしい誕生日になると思う。優勝を狙える位置だと思うので、まだ今日もこの後(第3ラウンドが)あるけど、いいイメージのまま、少しでも気持ち的に余裕をもって明日を迎えられるように頑張りたい」と笑顔を見せた。第3ラウンドは午後3時にスタートし、最終組の倉林は同5時にティーオフ予定となっている。
▼過去の誕生日優勝
・谷福美28歳(1987年8月23日、伊藤園レディス)
・安井純子39歳(99年7月25日、住友VISA太平洋クラブレディース)
・不動裕理25歳(2001年10月14日、富士通レディース)
・上田桃子22歳(08年6月15日、サントリーレディス)
・全美貞27歳(09年11月1日、樋口久子IDC大塚家具レディス)
・有村智恵22歳(09年11月22日、大王製紙エリエールレディス)
・フォン・シャンシャン23歳(12年8月5日、meijiカップ)
・イ・ボミ28歳(16年8月21日、CATレディース)
・申ジエ31歳(19年4月28日、フジサンケイレディス)

