松山英樹、10度目マスターズ 悲願のⅤで「全部がいい思い出に変わった」…一問一答


 米男子ゴルフのメジャー、マスターズ(8~11日、米オーガスタナショナルGC)で日本人&アジア人で初制覇を成し遂げた松山英樹(29)=LEXUS=が14日、帰国後のオンライン会見を行った。東京五輪まで100日のタイミングで改めて「金メダルに向けて頑張りたい」と決意表明。自身を目標にする子どもたちのためにも、米ツアーを主戦場としながら4大メジャー制覇に挑んでいく。

 ―今の気持ちは。

 「日本に帰ってきて、まだ誰とも会っていないので不思議な気持ち」

 ―最終日「ずっと緊張した」と話した。

 「それまでのリードが一気になくなるのではとなった瞬間はしんどかった。自分を鼓舞する気持ちでやっていた」

 ―早藤キャディーのおじぎも世界から称賛されている。

 「あの映像を見たのは夜11時ぐらい。いい行動だったと思うし、僕も一緒にできたら良かった」

 ―グリーンジャケットはどうする?

 「帰国の時は、腕に持っていた。常に持ち歩こうとは思っている。どこかに置いてなくなるより自分が持った方がいい」

 ―10度目の出場で悲願。

 「最初にローアマチュアを取ることができて、それからはいい思い出の方が少ない。今年こうやって優勝することができて、全部がいい思い出に変わっている」

 ―東北や日本の人たちへ。

 「(震災後)10年前の大変な時に送り出してくれた感謝の気持ちは忘れていないですし、こうやってグリーンジャケットを着て会見ができているのは僕自身もうれしい。いい報告ができた」

最新のカテゴリー記事