今年5勝の“最強プロ”稲見萌寧「初日に貯金を作れて、心の余裕が大きかった」


笑顔でスタートする稲見萌寧(カメラ・石田 順平)

笑顔でスタートする稲見萌寧(カメラ・石田 順平)

◆女子プロゴルフツアー 中京テレビ・ブリヂストンレディス 最終日(23日、愛知・中京GC石野C=6486ヤード、パー72)

 前日の第1ラウンドでツアー新記録となる13バーディーを奪い、61をマークした稲見萌寧が4バーディー、ボギーなしの68で回り通算15アンダーで、2位の大里桃子に6打差をつけて圧勝した。今年に入り12戦で5勝。統合された20―21シーズンでは6勝目となる通算7勝目を挙げた。

 稲見は優勝インタビューで「初日に貯金を作れて、心の余裕が大きかった。今日はちょっと不安もあったけど、後半の途中までボギーなしで来られていた。ボギーなしで回ってすごくよかった。スコアボードは確認しながらプレーしていたけど、差を縮められることがないように、広げていけるように頑張っていた。(今年5勝)自分の中でもびっくりしていて、最初の方にすごく勝てたので、これからも途切れることなく勝ち続けていきたい。(五輪争いは)もちろん出場はしたいけど、そこがゴールではない。目の前の一試合一試合を大切にして、結果的に代表になれたらいい」と喜んだ。

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