女子ゴルフで昨年から米ツアーを主戦場としていた河本結(22)=リコー=が24日、自身のインスタグラムで米ツアーから日本ツアーに主戦場を移すことを発表した。
決断理由について「海外の生活になじむことが難しいと感じたからです。自分の思い描いていた世界とは違い、想像以上にストレスを感じました。昨年末あたりから日本に戻った方がよいか葛藤する日が続き、この半年間は、ゴルフのレベルアップより悩む時間の方が多くなりました。その結果、今までのように試合に対して熱く向き合えなくなりました。今の中途半端な気持ちでは納得のいくプレーもできないと感じ、目標過程を見直すためにもこの段階で決断しました」などと説明した。
2019年3月の国内ツアー、アクサレディスで初優勝。同年11月に予選会を突破し、昨年1月のゲインブリッジLPGA(8位)から米ツアーに参戦し、これまで主戦場としてきた。
今後は日本ツアーを主戦場とするが、「“メジャーで優勝する”という目標は変わりありません」といい、海外メジャーにスポットでの参戦を示唆。続けて「そのためには、ゴルファーとしてだけでなく、人としても成長しなければならないと痛感しました。つらいこともあった1年半でしたが、学んだことがたくさんあります。この経験を今後のプレーや人生に活かして過ごしていきたい」などと決意を込めた。
27日開幕のリゾートトラストレディス愛知・セントクリークGC)で日本ツアーに復帰する予定。