石川遼 6度目の全米オープン切符「出たいという気持ちが強かった」…予選をトップ通過


全米オープンの出場権を獲得した石川(JGA提供)

全米オープンの出場権を獲得した石川(JGA提供)

◆男子ゴルフ全米オープン日本地区最終予選 (24日、茨城・ザ・ロイヤルGC=7423ヤード、パー72、参加14人)

 参加14人が36ホールのストロークプレーで2枠を争い、石川遼(カシオ)が通算10アンダーのトップで通過。2年連続6度目となる全米オープン(6月17日開幕、米カリフォルニア州トーリーパインズGC)の出場権をつかんだ。浅地洋佑(フリー)が8アンダーで2位に入り、2019年7月の全英オープン(67位)に続く2度目のメジャー切符を得た。

 石川はホッとしたようにニッコリと笑った。佐藤賢和キャディーとともに一日、36ホールを戦い抜き、昨年に続く6度目の全米オープンの出場権を手にした。「やっぱり一番はうれしいです。ゴルフの内容も良くなっている中での今日。自分にできる日々のベストの積み重ねでチャンスをつかめたのはうれしかったです」と笑みを浮かべた。

 昨年大会は19年の賞金ランク上位者の資格で5年ぶりに出場。7年ぶりにメジャーで決勝ラウンドに進み、51位で終えた。世界屈指の難コースで4日間を戦って味わったものは大きく「全米オープンにはその後のゴルフに生かす材料がたくさんある」。今年の予選は新型コロナの影響で例年に比べて参加人数は少なかったが、「難しいコースになればなるほどふるいにかけられていく世界。その中で残るには何が必要かと思ってやってきた。出たいという気持ちが強かった」と、石川自身は今回の挑戦に迷いはなかった。

 本戦の舞台は米カリフォルニア州トーリーパインズGCだ。14年に7位に入った米ツアー、ファーマーズ・インシュランス・オープンなどで立っている。08年の全米オープンでは、タイガー・ウッズ(米国)が19ホールにもつれこむプレーオフを制した舞台。石川は「僕の大好きなコースの一つですね。タイガーの優勝はテレビで見ていた。全米オープンでのトーリーパインズを経験できるというのは楽しみしかないです」と胸を躍らせた。

 本戦を前に、27日開幕のミズノオープン(岡山・JFE瀬戸内海GC)、6月3日開幕の国内メジャー、日本ツアー選手権森ビル杯(茨城・宍戸ヒルズCC西C)の日本ツアー2戦に出場予定。「残りの2試合でやるべきことにまずは集中して、さらに全米オープンが楽しみになるように頑張りたい」。石川は明確な目標に向け、思いを強めた。

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