稲森佑貴が前半29 石川遼らが持つツアー最少記録58を更新するか


前半の18番でバーディーパットを決める稲森佑貴

前半の18番でバーディーパットを決める稲森佑貴

◆男子プロゴルフツアー ダンロップ・スリクソン福島オープン第1日(24日、福島・グランディ那須白河GC=6961ヤード、パー72)

 出場142選手が午前組、午後組に分かれてプレー。午前組の全選手がホールアウトし、白佳和(和光金属工業)が9バーディー、ボギーなしの63で回り、首位に立った。

 午後組では、日本オープン2勝の稲森佑貴(国際スポーツ振興協会)が、10番からスタートし、前半の9ホールを6連続を含む7バーディー、ボギーなしの29をマークして、早くも7アンダーで2位につけた。2010年の中日クラウンズ最終日(パー70)の石川遼と、今年のゴルフパートナープロアマ最終日(パー70)の金(韓国)がマークしたツアー最少ストロークの58にどこまで迫るか、あるいは更新するか、注目される。

 今大会の賞金総額は現在の男子ツアー最低額の5000万円(優勝は1000万円)。一方、同週開催の女子ツアーのアース・モンダミンカップはツアー史上最高の賞金総額3億円(優勝は5400万円)。しかも、女子は海外メジャーの全米女子プロ選手権の結果と合わせて今週の大会で東京五輪代表が決まる注目の一戦。賞金総額は女子の6分の1…。注目度でも圧倒されているが、日本男子選手がどこまで今大会を盛り上げられるか。稲森らの熱いプレーが期待される。

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