全米女子プロ選手権初日 メジャー連勝狙う笹生優花は73「ショットがよくない中でパター入ってくれた」


◆女子プロゴルフツアー 海外メジャー第3戦 全米女子プロ選手権 第1日(24日、米ジョージア州アトランタ・アスレチッククラブ=6740ヤード、パー72)

 全米女子オープンで日本女子3人目のメジャー制覇を成し遂げた、笹生優花(20)=ICTSI=は4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの73をマーク。1オーバーの首位と6打差の暫定47位でホールアウトした。

 2016年リオ五輪金メダリストの朴仁妃(韓国)、メジャー1勝の飛ばし屋のレキシー・トンプソン(米国)と同じ注目組での早朝スタート。1番から出て、5番で5メートルを沈めてバーディーを先行させた。6番は3打目が寄らずボギー。9番は2打目をグリーン奥のバンカーに入れてボギーとし、前半を1オーバーで折り返した。

 後半に入って10番は、2打目がグリーン左のバンカーに捕まって3パットのダブルボギー。12番は4メートルを沈めてのバーディー。13番は、2打目をピン右2メートルにスピンをかけて止めて伸ばした。難しいパー3の15番でボギーをたたくも、最終18番で2メートルを決めて、バーディーでフィニッシュした。

 左右のドッグレッグが多く、池が絡むホールの多い難コースで平均飛距離は264ヤード。フェアウェーキープ率は71・4%。パーオン率は72・2%、計32パットだったが「全体的にあまりショットが良くなかった。風を読むのがすごく難しくて。慣れないとという感じです。ショットがあまり良くない中で、パターが入ってくれたのは良かったです」と振り返った。第2ラウンドに向けては「明日、もっと良いゴルフができるように頑張りたいです」と巻き返しを誓って、練習場で入念に打ち込んだ。

最新のカテゴリー記事