◆報知新聞社後援 国内男子プロゴルフツアー メジャー第2戦 日本プロ選手権 プロアマ日(30日、栃木・日光CC=7236ヤード、パー71)
大会公式記者会見が会場内で行われ、2019年大会覇者の石川遼はリモートで参加し「ディフェンディングチャンピオンとして、プレーできることに感謝の気持ちを持って、全力でプレーしたい。コースとしてはティーショットの正確性が求められるホールがある。マネジメントをしっかりとしていかないといけない」と語った。
この日は、ともに全米オープンから帰国した星野陸也と9ホールの練習ラウンドで最終調整した。「今日まで良い調整ができたので、明日から楽しみです」とうなずいた。毎年、開催コースの変わる日本プロ選手権の連覇は過去1983、84年の中嶋常幸と2004、05年のS・K・ホ(韓国)2人のみ。「連覇は非常に難しいこと。しっかりとコースに対応していくことで、一番上に立てるように頑張っていきたい」と意気込んだ。
大会主催の日本プロゴルフ協会の倉本昌弘会長は「日光CCさんには、7年くらい前から日本プロ開催の話をしてきた。コロナの影響で1年前から延期せざるを得なかったですが、ご協力を頂いてありがたかったです。昨日の練習日には雨の中で800人くらいのギャラリーが入りました。4日間無事に開催したい」となどあいさつした。今大会は1日上限5000人の観客が入る。
また、今大会のコースセッティングを手がける牧野裕は、9番のティーグラウンドを予選ラウンドと決勝ラウンドで、天候次第で前後させてパー5(513ヤード)とパー4(484ヤード)で行うことを発表した。日光CCは林間コースで木や枝がせり出したり、空中のハザードが存在する。連日の雨予報でラフは80ミリの設定。優勝スコアは10~15アンダーを見込んでいるが「ピン位置から逆算して、どこから打つのが狙いやすいか。予想を超えるいいスコアが出て欲しい」と期待した。