前週3戦ぶり予選通過の稲見萌寧、調子は「半分くらい」も「毎日60台を出さないと勝てない」


プロアマ戦で笑顔を見せる稲見(大会提供)

プロアマ戦で笑顔を見せる稲見(大会提供)

◆女子プロゴルフツアー GMO&サマンサ・カップ プロアマ戦(15日、茨城・イーグルポイントGC=6657ヤード、パー72)

 東京五輪代表の稲見萌寧(都築電気)がリモート会見に臨み、「毎年この大会は伸ばし合いなので、遅れをとらないように。毎日60台を出さないと勝てない」と意気込みを語った。

 前週のニッポンハムレディスでは3戦ぶりに予選を通過し22位。「ショット自体はだいぶましになっていて、パターが入るか入らないかでかみ合うか合わないかという感じ。(調子は)半分くらい」と状態を説明した。「まず予選通過して、上位で戦いたい。ショットでピンに絡めてチャンスを多めにつくるゴルフができれば」と試合を見据えた。

 前日15日の練習ラウンドでは、東京五輪ゴルフの服部道子・女子コーチと言葉を交わす場面もあったそうで、「直接お話するのは初めて。五輪でご一緒させてもらうので、お互いのことを知っておくということだと思う。現状の私の状況を伝えたり、改善策だったり話をしました」と明かした。24、25日には五輪の会場で練習ラウンドする予定となっている。

 23日に行われる東京五輪の開会式については、「緊急事態宣言も出ていて、こういう状況なので(出席は)厳しいかなと思う」と話した。

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