◆報知新聞社主催 全日本クラブチャンピオンズ 第53回報知アマゴルフ選手権第1日(16日、奈良・奈良国際ゴルフ倶楽部=6964ヤード、パー72)
今年も女性クラブチャンピオンが登場し、プロテスト受験経験を持つ中村英美(32)=栃木ヶ丘=は、男性との飛距離の差を背負いながらも11オーバー83で回り85位につけた。森中健介(28)=有馬=が3アンダー69で単独首位。2打差2位に2010年大会優勝の谷本伊知郎(40)=高松グランド=、軍司悦弘(33)=高萩=、南憲司(42)=奈良柳生=の3人が続いた。
紅一点の中村がホールアウト後に「75、76で回りたかった」と悔しがった。ドライバーの飛距離220ヤード。50~60ヤード勝る男性と同じティーから打つため、スコアメークで苦戦を強いられた。
中でも厳しかったのがパー3のホール。4つのうち3つは200ヤード前後の長さがあり、いずれも第1打にスプーンを使用。2つのダブルボギーにボギーを叩き、「ショートの4ホールで5オーバーはいただけない」と反省していた。
群馬・館林市生まれ。法大時代はゴルフ部に所属。卒業後はプロゴルファーを目指してプロテストに挑戦し続け、傍らではゴルフ雑誌のモデルとしても活躍してきた。
昨年5月に「いろいろな試合で経験を積みたい」とアマに復帰。所属する栃木ヶ丘の倶楽部選手権に出場して優勝、今大会の出場資格を得た。「せっかく来たのですから、3日間プレーしたい」。巻き返して予選突破を目指す。
◆海外女子ゴルフ マラソン・クラシック
初日はWOWOWプライムで18日午前4時から無料放送、生中継。
詳細はホームページで。※終了時間変更の場合あり