男子ツアー12勝の宮本勝昌が佐藤絵美のキャディーで好発進をアシスト


18番でキャディーの宮本勝昌(右)からパターを受け取りグリーンへ向かう佐藤絵美

18番でキャディーの宮本勝昌(右)からパターを受け取りグリーンへ向かう佐藤絵美

◆女子プロゴルフツアー 21年メジャー第2戦 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 第1日(9日、茨城・静ヒルズCC=6680ヤード、パー72)

 プロ8年目の佐藤絵美(フリー)が昨年の今大会以来、1年ぶりのレギュラーツアー出場で3バーディー、1ボギーの70で回り、2アンダーの11位と好発進した。

 今回キャディーを務めるのは、男子ツアー通算12勝の宮本勝昌(ハートンホテル)。佐藤は「ショットの調子に不安がある中、宮本さんにショットの打ち方とかアドバイスをいただきながら回りました。受け入れながらプレーでき、今日の結果につながりました」と感謝した。

 きっかけは2016年頃、佐藤がゴルフで悩んでいた時期に宮本から指導してもらい、「キャディーをしないか」と誘われたという。「私自身、プロのキャディーをするのが初めてだったので、空気感だったり、ゴルフに対する姿勢が新鮮で。違う目線でゴルフを感じられ、新しい発見があって勉強になりました」と振り返る。

 今回、自身の師匠である芹澤信雄のバッグを担いで以来、約30年ぶりにキャディーを務めたという宮本は「ナイスプレーじゃないですか。僕は横で歩いていただけですよ。(あと3日)頑張ってほしいですね」と、佐藤を笑顔でたたえた。

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