◆米男子プロゴルフツアー フォーティネット選手権 最終日(19日、・GC=7123ヤード、パー72)
米ツアー日本男子歴代最多6勝の松山英樹(LEXUS)は、7打差32位スタートでパットが好調で1イーグル、4バーディーの66をマーク。通算13アンダーで、本格参戦9シーズン目の開幕戦で6位に入った。
最終組から約3時間早い時間にティーオフ。5番パー5で、第2打をピン上9Mに2オンさせてバーディーが先行した。12番は第2打をピン右1Mにつけてバーディー。16番パー5は、グリーン左奥エッジからパターで1Mに寄せてバーディー。17番は、第2打をピン右上1Mにつけて伸ばした。18番パー5はピン右奥のグリーンエッジ3・5Mに運び、パターでイーグル締め。
フェアウェーキープ率は35・71%、パーオン率も66・67%とショットは絶好調とは言えない状態。前半からピンチを粘り強くしのいでのボギーなしラウンドとなった。開幕戦で6位。松山の米ツアーシーズン初戦でのトップ10入りは3シーズンぶり。「ショットもパットも良くなかったんですけど、あがりにつれて、ショットが少し良くなったのでその分、チャンスも増えましたし、それを最後まで決め切ることができたので、よかったなと思いますね。トップ10圏内で終われたのはすごくよかった」と安どの表情がこぼれた。
次戦はシュライナーズホスピタル・オープン(10月7日開幕・米ネバダ州)に出場予定。「体力的にも今年、あまりトレーニングはできていなかったですし、休みながらトレーニングをしていく感じ。ショットもパットもやらなきゃいけないことがたくさんある」とオフも米国内に残って調整を積んでいく方針だ。