石川遼が米ツアー再挑戦を目指して10月の米下部2次予選会に出場登録


石川遼

石川遼

 男子ゴルフ石川遼(カシオ)が来季(22年1月開幕)の米下部「コーンフェリーツアー」の出場権獲得を目指して、10月の2次予選会に出場登録を済ませていたことが20日、明らかになった。

 関係者によると、昨年9月の全米オープンを予選通過したことで1次予選会は免除となり、10月19日から米カリフォルニア内で行われる2次予選会に出場登録したという。10月7日開幕の日本ツアー、ブリヂストンオープン(千葉)後に渡米予定。

 ただし現在、日本ツアー賞金ランク9位の石川が、ブリヂストンオープンまでの同賞金ランクで5位以内に入れば、2次予選会も免除となる。その場合は、11月4日からの最終予選会(米ジョージア州)から参戦する予定だという。帰国後、隔離期間などの状況などを考慮して、11月以降の日本ツアーに参戦する予定。22年のコーンフェリーツアーは、1~9月に26試合が予定されている。賞金ランク25位以内と入れ替え戦の上位25人が、翌シーズンの米ツアー出場権を獲得する。石川が米ツアーの出場権を得るのは、22―23年シーズン以降となる見込み。

 日本ツアー通算18勝の石川は13年から米ツアーに5季参戦した。2度の2位となったが、腰痛などに苦しみ17年夏までで出場権を失い、18年から日本ツアーで再出発していた。昨春からは、世界最高峰の米ツアー再挑戦を視野に再現性の高いスイングとマネジメント、肉体作りに取り組んできた。今月17日には30歳となり、世界の頂点を目指して新たな挑戦に踏み出す。

最新のカテゴリー記事