◆米女子プロゴルフツアー ファウンダーズ・カップ 最終日(10日、米ニュージャージー州マウンテンリッジCC=6612ヤード、パー71)
6月のメジャー、全米女子オープンを制した笹生優花(ICTSI)は、4打差2位で最終日最終組で出てショットが好調で4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの70で回り、通算10アンダーの4位で終えた。
3番パー4で2打目をグリーン左のバンカーに入れ、3オン3パットのダブルボギーで優勝戦線から後退した。それでも、8番パー5で3打目をピンに絡めてバーディー。11番は4Mを沈めて伸ばした。13番パー3は第1打をピンそば1Mにつけ、15番パー5も3打目を1Mにつけてのバーディーを奪った。最終日逆転でのツアー2勝目こそ逃したが、今季11戦目で6度目のトップ10フィニッシュとなった。「昨日より風もありましたし、雨も降ってタフだったと思います。次の試合まで少し空くので休んで練習したいです」と20歳は意気込んだ。
米ツアー通算5勝の畑岡奈紗(アビームコンサルティング)は17位スタートで2バーディー、3ボギー、1トリプルボギーの75。不規則な転がりを生むポアナ芝のグリーンに苦戦して、1アンダーの51位へと順位を下げた。
高真栄(コ・ジンヨン、韓国)が初日から首位を走って、通算18アンダーで優勝。今季3勝目となるツアー通算10勝目を挙げた。