日本開催の米ツアー、ZOZOチャンピオンシップ(21~24日、千葉・習志野CC)は12日、主催者推薦枠で日本人4選手が出場することを発表した。
米ツアー1勝の小平智(Admiral)、中西直人(国際スポーツ振興協会)、久常涼(SBSホールディングス)と日本ツアー史上5人目のアマチュア優勝を成し遂げた世界アマチュアランク1位の中島啓太(日体大3年)が名を連ねた。アマチュアがZOZOチャンピオンシップに出場するのは初めて。中西、久常、中島は米ツアーデビュー戦となる。各選手は大会を通じてコメントも発表した。
小平は「今年もコロナ禍の厳しい状況の中、日本開催して頂けるということは、大変喜ばしい限りです。このような機会を頂けるZOZOさんに大変感謝し、期待に応えられるようなプレーが出来たらと思います」
中西は「PGAツアーに出場することは僕自身の夢でもあり、目標でもあったので、このような形でご縁をいただけたことを本当に嬉しく思います。また、日本では久々の有観客であり、たくさんのギャラリーの皆様の前でプレーできることが今からとても楽しみです。皆様からの応援を力に代えて上位入賞を目指して頑張ります」
久常は「PGAツアーは幼い頃からの夢でしたので、その夢が叶い、一流のPGAツアープレーヤーと同じ舞台で戦えることが楽しみで仕方ありません。PGAツアープレーヤーのプレーを肌で感じることができる良い機会なので、しっかりと学びたいという気持ちと同時に、自分にとってはとてつもなく大きなチャレンジですので、少しでも上位にいけるように精いっぱいチャレンジしてみたいと思っています。自分らしく、思い切ったプレーで井戸みたいと思っていますので、応援よろしくお願いします」
中島は「子供の頃からテレビで見ていた憧れのPGAツアーに参加することができることを大変な名誉だと思っています。憧れの選手たちと同じティーイングエリアに立てるなんて夢のようです。アマチュア代表としてチャレンジ精神をもって臨みたいと思いますので応援よろしくお願いいたします」
大会共催の日本ゴルフツアー機構からは主催者推薦枠の4人に加え、〈1〉ブリヂストンオープン上位3人の枠で杉山知靖、香妻陣一朗、片岡尚之。〈2〉今年4月から前週までの賞金ランク上位7人の枠で木下稜介、S・ビンセント(ジンバブエ)、C・キム(米国)、星野陸也、大槻智春、金谷拓実、今平周吾が出場する。
米ツアーからはマスターズ王者の松山英樹ら64選手が出場し、計78選手で予選落ち無しの72ホールストロークプレーで争う。賞金総額995万ドル(約11億円)。新型コロナ感染対策のため、一日上限5000人の有観客での開催。チケットは大会公式サイトで販売中。価格は観戦日と観戦エリアによって異なる。テレビ朝日系の地上波、BS、CSで放送予定。また動画配信サービスの「GOLFTV」で世界中にライブ配信される。