◆男子プロゴルフツアー メジャー第3戦 日本オープン プロアマ(12日、滋賀・琵琶湖CC=6986ヤード、パー71)
前週のブリヂストンオープンでツアー初優勝を果たした杉山知靖(レイクウッドコーポレーション)が、練習後に会見に臨み「今まで一生懸命やってきたことが間違いではなかった」と改めて勝利を振り返った。
2015年のプロ宣言から6年。2位に3差をつけて優勝し、周囲からたくさんの祝福を受けた。所属先は「応援してくださるサポーターの皆さんからメッセージやコチョウランが届いて、お花畑みたいな状態」だが、その様子を見て改めて優勝を実感したという。
杉山にとって日本オープンはアマ時代に初めて出たプロの試合で、記憶に深く刻まれている。「普通のトーナメントと違ってタフなセッティング。普通の試合とは違う攻め方をして、我慢の試合の印象があります」。プロ転向後の最高成績は17年の24位で、20年大会は出場していなかった。
2週連続優勝がかかる試合が国内メジャーの大会となったが、「(前週は)運もよくて優勝できた。日本オープンはレベルが高い選手ばかりなので、いつもと変わらず一打一打集中して、いい結果になれば」と実直に語った。