異例の最終日中止で、プレーオフ決着となった勝みなみ（左）と古江彩佳
◆女子プロゴルフツアー ▽富士通レディース最終日（１７日、千葉・東急セブンハンドレッドＣ西Ｃ＝６６７９ヤード、パー７２）
最終ラウンド（Ｒ）は降雨によるコースコンディション不良のため、競技の中止が決定した。第２Ｒを終えて、通算１２アンダーで首位に並んだ勝みなみと古江彩佳による優勝者を決めるプレーオフ（ＰＯ）が午後１時に開始される。最終Ｒが中止となり、優勝者を決めるＰＯだけ実施されたのは１９８８年のツアー制施行後、１３年の日本女子プロ選手権以来の史上５例目となった。
勝と古江のＰＯは１６番、１７番、１８番の３ホールを使用して実施され、３ホールで決着がつかなかった場合は、１８番オールでの繰り返しで行われる。勝は２週前の日本女子オープンに続く、ツアー通算７勝目を狙う。一方、１９年大会アマＶの古江は昨年１１月以来の通算５勝目で、宮里藍、畑岡奈紗に続くツアー史上３人目の同一大会アマ＆プロＶを目指す。
前週のスタンレーレディスＶの渋野日向子が１１アンダーで３位。賞金ランク１位の稲見萌寧、上田桃子が９アンダーで４位。ホステスプロの柏原明日架、高木優奈が８アンダーで６位となった。