日本とフィリピンの二つの国籍を保持していた笹生優花(20)=ICTSI=が3日、日本国籍を選択したことを明らかにした。「日本の国籍を選んだのは事実。いずれは日本の国籍を選ぶんだろうなと思っていた」と説明。日本の国籍法で、22歳までに国籍を選択する必要があった。
日本人の父とフィリピン人の母の間に生まれて両国で育ち「どちらを選ぼうと、自分は日本人でもあり、フィリピン人でもある」と述べた。笹生は6月に全米女子オープンを制し、東京五輪はフィリピン代表として出場して9位だった。
主戦場の米ツアーから帰国し、5月以来の日本ツアー参戦に向けては「いつも通り楽しんで頑張りたい」と語った。