日本プロゴルフ協会は14日、都内で理事会を開き、2022年のシニアツアーの日程を発表した。21年から2試合減の14試合で、賞金総額も4200万円減の6億8400万円となった。沖縄返還50周年記念で、開幕戦の金秀シニア沖縄オープン(4月7~9日・かねひで喜瀬CC)は1日増えて3日間開催となり、賞金総額も500万円増となった。
リモート会見に応じた日本プロゴルフ協会の倉本昌弘会長(66)は「まだいくつか打診をしている試合がある。成約し次第、発表します」と今後数試合増える見通しを明かした。また、日本プロゴルフ協会主催の国内男子ツアーのメジャー、日本プロ選手権(賞金総額1億5000万円)は、今年までの7月から開催週を移し、8月4~7日に静岡・グランフィールズCCで開かれることなども発表された。
一方、この日の理事会では米国から帰国後、新型コロナ対策の隔離処置に違反した石川遼(30)=カシオ=に対しての処分も話合われた。日本プロゴルフ協会の会員である石川からは事前に状況説明と謝罪文が提出されていたという。倉本会長は「(男子ツアーを主管する)JGTOから(1か月の出場停止の)懲戒が科され、社会的制裁も受けていることを踏まえ、厳重注意となりました」と説明した。