43歳・谷原秀人が新選手会長に選出 中西直人ら3人が副会長


男子ゴルフの選手会が新たな体制でスタート。左から時松前会長、中西、小田両副会長

男子ゴルフの選手会が新たな体制でスタート。左から時松前会長、中西、小田両副会長

 日本ゴルフツアー選手会は6日、都内で理事会を開き、今年度の新選手会長に通算16勝で43歳の谷原秀人(国際スポーツ振興協会)を選出した。2020年から2年間務めた時松隆光前会長から引き継いだ。任期は2年。

 「選手会主催の大会や選手会ならではの情報発信など、様々なことに積極的に挑戦したい」と谷原新会長。調整のため滞在している海外からリモート取材に応じ、「ジュニアの育成を継続したり、面白いことを伝えていきたい。選手一人一人がファンと近くなり、それをJGTO(日本ゴルフツアー機構)に後押ししてもらうことで、男子ツアーがもっと良くなると思う」と抱負を語った。

 昨年12月に行われた最終戦でメジャーの日本シリーズJTカップ(報知新聞社主催)を制した谷原は20日に開幕する日本、アジアの共催試合、SMBCシンガポールオープン(セントーサGC)で今季初戦を迎える。

 副会長は、小田孔明、中西直人、堀川未来夢の3人。時松は理事としてジュニアゴルフ委員長を務める。また、昨秋、米国から帰国後の新型コロナウイルス対策の自主隔離中に不適切な行動があった石川遼は副会長を退き、理事職を引き続き務める。

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