松山英樹、昨年のマスターズ制覇の涙は「チームのみんなが泣いていて、ほっとした気分になった」


松山英樹

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 男子ゴルフで昨年のマスターズを制した松山英樹(LEXUS)が22日、前年覇者による恒例の電話会見に臨んだ。2連覇を狙う大会(4月7日開幕、オーガスタナショナルGC)へ抱負を語った。主な一問一答は以下の通り。

 ―この1年間、マスターズ王者としてどうだったか?

 「マスターズを勝ってから、いろんな人に祝福されたり、トーナメントに出ると、マスターズチャンピオンと紹介される。ギャラリーの方も今までと違った反応で見てくれるので、うれしかった」

 ―マスターズ王者がコースにクラブを寄贈する。もう選んだか?

 「56度ウェッジを贈った。(理由は?)去年はその56度のウェッジをたくさん使った。そこが活躍してくれたおかげで勝てたというのが大きかった」

 ―日本人で初のメジャー、マスターズ覇者になって人生がどう変わったか?

 「日本人でたくさんの人が挑戦してきた中で僕が一番最初に勝てたことはうれしい」

 ―早藤将太キャディーが昨年大会の最終日後に、コースに向けておじぎをした場面はどう思ったか?

 「終わった後テレビで見て、すごくいいことをしたんじゃないかなと思う。いろんな人の称賛を得た」

 ―18番グリーンからクラブハウスへ向かう時、涙を流したが、自分でも驚きはあったか?

 「自分が優勝したことに対してではなく、一緒にいてくれるチームのみんなが泣いている姿を見て、ほっとした気分になった。勝って(涙が)出たのではなく、ほっとした部分が大きかった」

 ―最終日、プレッシャーをどのようにコントロールした? 印象深いショットは?

 「どうやってコントロールできたかというのは、僕もいまいちできたのかなという疑問はあるけど、結果的に優勝することができた。良かったショットは15番で池に入れた後のアプローチで、パターで打てるところまで行ったこと」

 ―ディフェンディング王者として大勢の観客、メディアから注目される。チャンピオンズディナーなど楽しみは?

 「楽しみというか、またいいプレーをしたいというのが強い。(ディナーは)僕は英語がしゃべれないので、どういう感じなのか分からない。緊張するだろうなと思う」

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