松山英樹69で5差2位浮上、マスターズ連覇へ「トーマスに引っ張られる形でいいプレーできた」


◆米男子プロゴルフツアー 今季メジャー初戦 マスターズ 第2日(8日、米ジョージア州オーガスタナショナルGC=7510ヤード、パー72)

 【オーガスタ(米ジョージア州)8日=岩原正幸】史上4人目の連覇を目指す松山英樹(LEXUS)は5打差19位で出て強風の中、4バーディー、1ボギーの69で回り、通算3アンダーで首位と5打差の2位へ浮上した。

 2番パー5で第2打を8メートルに2オンさせ、2パットでバーディーを奪うと、3番でも第2打を1メートルにつけて連続バーディーとした。6番パー3では、第1打を1メートルにつけるスーパーショットでホールを取り囲んだ大勢のギャラリーから拍手を浴びた。続く7番で第1打を左に曲げ初ボギーを喫した。

 後半は13番パー5で第2打をグリーン手前の水路に落として悔しがる場面もあったが、第4打を60センチに寄せてパーでしのいだ。15番パー5では第2打のアイアンショットで2オンに成功、バーディーでスコアを伸ばした。

 ラウンド後は「いいプレーができたと思いますし、(同組の)ジャスティン(・トーマス)が5アンダーを出していたので、引っ張られるような形でいいプレーができた。パー5で取れればと思ってプレーしていた。3アンダーというのは悪くない。悪くない位置で明日、あさってに入れるので、明日(3日目に)もう少しいいプレーがしたいと思う。(前年覇者としての重圧は)あまりない。この2日間は前の組がタイガーなので、ギャラリーがそっちに行ったというのもありますけど。(首の状態は)痛くないっていうのはありますけど、気にならないかと言えば気になる。(体力的には)昨日よりはマシ、今日の方が余力はあるかなという感じ」とコメントした。

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