◆日本女子プロゴルフツアー メジャー初戦 ワールドレディスサロンパスカップ 第2日(6日、茨城GC西C=6680ヤード、パー72、報知新聞社後援)
さわやかな晴れ間の下、今季国内メジャー初戦の第2ラウンドの早朝スタートの20組がティーオフした。大型連休中での3年ぶりの有観客開催で早朝から大勢のギャラリーが詰めかけ、コース内を華やかに彩っている。
この日は注目組が早朝から勢ぞろい。通算4勝の原英莉花が1番でピン右6Mを沈めてバーディー発進すると、2番も2打目を1Mにつけて連続バーディーで大きな拍手を浴びた。メジャー通算50戦目で初の公式戦制覇を狙う上田桃子、昨季の賞金女王・稲見萌寧、今季4勝と好調な西郷真央はいずれも1番でバーディーチャンスにつけるも、惜しくもパットが外れてパーで滑り出した。2008年のメジャー昇格後では大会2人目となる連覇を目指す西村優菜は、ドライバーでの第1打を右ラフに入れ、ボギースタートとなった。
5日の第1ラウンドで、大会コース記録更新となる64をマークしたツアー1勝で20歳の山下美夢有が、8アンダーで単独首位に立っている。21世紀生まれの選手がメジャーを制すれば国内男女ツアーを通じて初となる。
上位60位タイまでが7日、8日の決勝ラウンドに進出する。賞金総額は1億2000万円で優勝賞金2400万円。