B・ケネディが16アンダー首位 4差2位に池田勇太 アマは元中日・谷繁氏&和田氏コンビら参戦


ツアーで唯一のプロアマ形式で行われた。2番で同組選手の打球を見つめる(左から)池田、アマチュアで元中日の和田氏、谷繁氏

ツアーで唯一のプロアマ形式で行われた。2番で同組選手の打球を見つめる(左から)池田、アマチュアで元中日の和田氏、谷繁氏

◆日本男子プロゴルフツアー ▽ゴルフパートナー・プロアマ 第2日(20日、茨城・取手国際GC東C=6804ヤード、西C=6544ヤード、ともにパー70)

 第2ラウンド(R)が行われ、初日にツアー自己最少59で首位発進した池田勇太、スコット・ビンセント(ジンバブエ)、元プロ野球・中日の和田一浩氏、谷繁元信氏の注目組が東コース(C)をプレーし、前半9ホールを終了した。

 池田は初日に西Cを11バーディー、ボギーなしで回ったが、東Cの第2Rは4バーディー、3ボギーと出入りの激しいゴルフを展開。1つスコアを上げて通算12アンダーで4打差の2位で折り返した。S・ビンセントは6打差の8位で出て、2つスコアを伸ばしたが、7アンダーで11位に後退している。

 ブラッド・ケネディ(オーストラリア)が東Cで7つスコアを伸ばし、16アンダーで単独トップ。2位に池田、2打差2位スタートの岩井亮磨が11アンダーで3位。昨年大会2位の大槻智春が10アンダーで4位。貞方章男が9アンダー5位。小田孔明、市原弘大、中里光之介、清水大成、永澤翔が8アンダーで6位に並んでいる。

 アマチュアはダブルス戦が行われ、谷繁氏と和田氏のぺア、プロ野球で日米通算381セーブを挙げ、引退した「大魔神」こと佐々木主浩氏と佐々木彰吾氏のペアら著名人も参加している。21日、22日にかけて行われるスクラッチ戦には、日米通算170勝の「平成の怪物」こと松坂大輔氏も登場予定となっている。

 ◆大会形式 米ツアーではAT&Tペブルビーチ・プロアマがあるが、日本では昨年大会で初のプロアマ形式を採用。今年も同様に行われ、4日間、原則プロ2、アマ2の4人1組でプレーする。プロは予選ラウンド(R)は東Cと西Cを1Rずつプレーし、決勝Rは東Cでストロークプレーで争う。アマは予選会を勝ち抜いた男女300人が出場。20日は毎ホールのチームベストスコアを反映させるダブルス戦で、21日、22日は2Rの合計スコアで順位を決定するスクラッチ戦で争われる。いずれも2日間のどちらかでプロと同組でプレーする。

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